文章の真髄、隠れてしまっていませんか
国際市場を相手にする時、あなたのメッセージは良い印象を残せているでしょうか?英語でのビジネスライティングのエキスパート、Mike Druttman が5つの秘訣をお伝えします。
母国語以外の言葉、しかも限られた時間の中であなたが伝えたいことを表現するのは決して簡単なことではありません。メッセージ性、マーケティングメッセージについて十分に考慮した上で取り組む必要があります。ぜひマーケティングコミュニケーションの達人にお任せください。
さて、印象に残るメッセージを作るにはどうしたらよいのでしょう?
1)聞き手の関心に焦点を当てる
どのように表現するかが重要です。例えば、「私達は幅広い製品を揃えています」という文章を「あなたの必要に応じることのできる製品を揃えています」と言い換えてみてはいかがでしょうか。「私達」に視点を当ててアプローチするよりも「あなた」に視点を当てたほうが聞き手の関心を引きます。
2)言語を上手に使う
英語を巧みに操るべきです。流暢に話せるだけではだめなのです。アイデアとコンセプトを明確な形にするために、言葉が持つ全ての意味を理解し、賢く使えるだけのスキルを身につけることが大切になってきます。
3)メッセージを簡潔にする
例えを見てみましょう。
“Because a great many of the words in this sentence are basically unnecessary, it would really be a very good idea to edit them”(24語).
この文書を短く、簡潔にすると
“Because many words in this sentence are unnecessary, we should edit them”(12語)
文章が短くなったとしても、文章全体の意味に変わりはありません。
4)事実と利点の提供
一般的な主張は聞き手の耳に残りません。
聞き手の印象に残るようにするには、事実と利点を添えるようにしましょう。
例えば「私達は私達の分野での先駆者です」これは誰にでも言えてしまいます。「○○の分野で過去2年間において20%の売上高成長を達成することができました」と具体的に表現しましょう。
5)表現方法に時間と労力をかける
良い見出し、副題、簡潔な文章、有益な情報、この4つは印象が良く聞き手の記憶に残る文章作りに役立ちます。また、同じ文章を繰り返すのは避けましょう。
質の良いプレゼンテーションによってたくさんの利点が得られるでしょう。
日本語はいけばなに似ています。それぞれの花が一番ふさわしい場所にいけられる、文章を書くことはいけばなに通ずるところがあると思います。
マイクドルットマンはイスラエル日本商工会議所の一員です。英語でのビジネスライター、コピーライター。日本企業が国際市場においてより良いコミュニケーションが取れるようにサポートしております。
Mike Druttman, English Marketing Writer and Copywriter
ウェブサイト www.futureweb.ws
Translated by Aya Watanabe
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