海外ビジネスで成功するために
ビジネスのグローバル化と英語の必需性は、日本でビジネスをするみなさんにも親しみのあるテーマかと思います。グローバル展開を検討する中小企業は、どのようにこのテーマに立ち向かうべきか。プロの英文ビジネスライターとして、私はこのように考えます。
「なぜ日本企業の英語使用が急増しているのか」楽天CEOの三木谷社長の、2016年8月の言葉を引用いたします。
中小企業のポテンシャル
楽天の「英語を社内公用語に」という方針をうけ、数々の大企業が似たような社内英語方針を打ち出しました。しかし日本経済の原動力である中小企業への英語の浸透率はまだまだ低い状態です。しかし今後、中小企業が新たに動き出す事により、日本は本当に変わっていくのだと思います。日本はアジアの国々の中でも、まだ英語話者の数が少ない国の一つでもあります。
一方、私の見る限りでは、中小企業においても変化の兆しは現れてきています。私のビジネスパートナーの中にも、最近は英語でコミュニケーションのとれる社員を採用する企業が増えてきました。こういった若い社員が、会社のWebサイトや紹介資料、重要なメールを英語で作成する際に、仕上げとしてプロの英文コピーライターが必須であると思っています。
より効果的に
三木谷社長やその他CEOは『カイゼン』により日本経済の自己回復は可能であると言っています。しかし、「カイゼン」とは一気に大きな変化をもたらす事ではなく、日々の小さな努力と達成の積み重ねによりもたらされるのだと思います。同じように「ガイジン」である私も、日々コツコツと日本の顧客支援を繰り返す事により、徐々に信頼を勝ち得る事ができると信じています。
得意な分野に集中特化する事が重要です。私は今まで、英文コピーライティングのみに集中し、経験を積み、スキルを向上させてきました。例えば、今の日本企業の、海外向け情報発信に散見されるのは、文章がながく要点が掴み辛い事や、幅広いメディアへの情報拡散に強みが見られない点です。これらはプロの英文コピーライターに依頼する事により簡単に解決できる問題です。
すでに海外向けビジネスを行っている企業も、簡潔で分かりやすく、説得力のある英文コミュニケーションに切り替える事により、今までより優位にビジネスを進める事が出来るようになります。
マイク・ドルットマンはイスラエル日本商工会議所の会員です。英文ビジネスライター兼マーケティング・コピーライターです。日本企業の円滑で効果的なグローバルビジネスコミュニケーションをサポートしています。
社がすでに海外マーケットと英語でのやり取りを行っている場合(輸出目的や海外サプライヤーへ文章を作成する際)、ネイティブで説得力のある英語を使用することはマーケティングの利点を得る1つの方法です。
Translated by Suni Kim